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なぜ農業サポートロボットを作ったのか
農業の人手不足
農水省が発表した
"2020年農林業センサスの調査結果"
によると、農業就業者が5年前に比べ、22.5%減少しました。
この減少率は過去最大です。
また、1985年に比べると農業就業者は一貫して減少しており、この25年で半減しています。
このまま減少していけば、
「人手が足りず収穫できない!」
「休む日がない!」など
農家さんの負担がさらに大きくなります。
農業就業者の高齢化
日本の農業は深刻な高齢化問題を抱えており、
2020年では農業就業者のうち
65歳以上の割合が約70%に達しています。
この割合も過去最大です。
重たいものを持ったり、腰をかがめて収穫をしたりすることは
ご高齢の農家さんの
身体への負担が大きいです。
最悪の場合大きな怪我につながります。
なので、
農家さんの作業負荷を低減するシステムが必要です。
mission
ミッション
農家さんの負担を軽減できる
パートナーロボットを世界へ
ロボットは担い手不足、超高齢化社会への切り札。
持続的な社会の確立には必要な技術。
農作業をサポートするロボットを開発することで
単純作業、肉体労働が多い農作業を楽にして、
農家さんがより楽しく好きな農業に没頭できる世界を目指します。
product
プロダクト
収穫サポートロボットで
農家さんを支えます。
作物が入った重たい収穫かごを持ちながら収穫を行うことは、腰への負担が大きいです。 なので、収穫かごをのせたロボットを作業者の後ろに自動で追従させることで、作業者の負担を軽減させることを目指します。
3つの特徴
作業の邪魔にならない
お手伝いロボット
ロボットは常に一定の距離を保ち、人が作業している際は停止し、人が移動するとロボットも移動する、作業の邪魔にならないお手伝いロボットを制作
不整地でも走行可能
農作業現場は、地面が凸凹でロボットが走行するのは難しい環境なので、CuboRex社の 「電動クローラユニットCuGo」を使用することで、不整地でも走行が可能
低コスト
細かい部品は3Dプリンタを使って制作し、ロボットの脳にあたるソフトウェア部分も安価な小型コンピュータ「Raspberry Pi 4」を使うことでコスト削減
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ブログ
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プロフィール
橋本 俊治(はしもと しゅんじ)
2016年に神戸大学工学部機械工学科に入学、その後神戸大学大学院に進学し、機能ロボット学研究室でマニピュレータの軌道計画についての研究を行うとともに、みかん収穫をサポートするロボットを開発。、現在は、東京のロボットベンチャーでロボット開発を行うとともに、個人で農家さんのためのロボット開発を行っている。滋賀県竜王町出身。